ハイフには「神経損傷」のリスクも【失敗しないために】
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ハイフはリフトアップ治療に人気の美容機器です。メスを必要とせずリフトアップできるので有名です。しかし、ハイフには神経損傷などのリスクがあります。今回はハイフのデメリットや副作用などご紹介します。
ハイフで失敗しないためにリスクを知っておこう
ハイフは肌の表面を傷つけずにリフトアップ効果などの美容効果に期待できる美容機器です。
ハイフの施術を考えている方はハイフのデメリットや副作用などのリスクについて知っておく必要があります。
そこで今回は、ハイフで失敗しないためにリスクやクリニックの選び方をご紹介します。
ハイフの施術が受けられるクリニックの選び方
ハイフの施術を考えている方はどういう風に施術を受ける場所を選んでいいか迷うと思います。ここでは、選び方をご紹介します。
「施術機器の違い」や「出力数の違い」をチェック
ハイフ施術に使用する機器には「ウルセラ」「ウルトラセルQ+」「ソノクリーン」「ダブロゴールド」などのさまざまな機器があります。
施術の内容に変わりはありませんが、それぞれ特徴が違います。照射時間や痛み、冷却性能に違いがあるのでチェックしてみましょう。
通うなら「予算」から決める
クリニックによって価格が違うので、気になるクリニックを見つけたら価格を見てみましょう。
価格は使う機器や照射回数・範囲・麻酔で変わってきます。ホームページに記載されている価格でどこまでの施術ができるのか確認しておきましょう。
初めてなら「相談できる」クリニックがおすすめ
リスクが伴うハイフの施術を受けるなら、相談やアドバイスしてくれるクリニックがおすすめです。
自分の肌を確認して自分に合わせたアドバイスをしてくれるクリニックは安心感があるので、初めての方にも最適です。
ハイフ(HIFU)で神経損傷をするリスクがある
ハイフの照射部位を間違えると神経損傷(神経障害)を起こすリスクがあります。皮膚だけではなく神経や筋肉まで作用することを知っておきましょう。
ハイフで神経を傷つけてしまい、頬から唇にかけてしびれ・麻痺が続くといった事例も上がっています。
神経を損傷しないためにもハイフの施術を受けるときは正しい医療知識とケアができる医療機関で受けましょう。
その他のデメリットや注意点をご紹介
ここではハイフを施術する際のデメリットや注意点をご紹介します。ハイフの施術を受けようと思っている方は、参考にしてみてください。
注意点
ハイフの施術を受けた後に、赤みや腫れを引き起こす場合があります。熱を加える威力や回数、部位を間違えると肌はダメージを受け、健康被害を起こす可能性があります。ただし、赤みや腫れは数週間で改善するので問題ないでしょう。
まれに火傷や水ぶくれの症状が出る場合もあります。この症状が出た場合はすぐに医療機関を受診するようにしてください。
デメリット
ハイフの施術中は痛みを伴います。麻酔をするほどではありませんが、熱い・チクチクする痛みが出ます。我慢できない場合は麻酔などの対応を取りましょう。
また、ハイフの施術後は肌の水分量が一時的に減るため、肌が乾燥しやすくなります。乾燥すると紫外線のダメージを受けやすくなるので保湿ケアをしっかりと行いましょう。
やけどなど失敗例をご紹介
国民生活センターに相談された実際のハイフ施術の失敗例をまとめました。ハイフの施術を受ける際の参考にしてください。
- エステハイフで熱傷。治るまで半年
- エステハイフで頬の神経を損傷
- 顔に3本のミミズ腫れ など
エステサロンのハイフはやめたほうがいい理由
エステサロンでの施術はトラブルが多いので、やめておいた方が賢明です。ここではエステサロンでハイフを受けない方がいい理由を解説します。
医師法に接触する
エステシャンは、どの程度の照射で火傷するのか、顔の部の部位に神経があるのかなど知識がありません。
知識を持たない、無資格の方が医療機器を使うので失敗するリスクが高いです。
頬から唇まで痺れるなど治療が困難
ハイフは表面を傷つけることなく施術できますが、内出血など内部の傷には気づきにくく、病院に行っても迅速な対応をしてもらえない可能性があります。
そのため、治療が長期化したり傷跡が長期間残るなどの問題につながります。
顔面神経麻痺や感覚神経障害などの治るまでに時間がかかる
ハイフによって顔の感覚神経が傷んでしまう「感覚神経障害」やこの運動神経が傷み顔がゆがむ「顔面神経麻痺」などのトラブルがあります。
時間とともに治っていきますが、1年くらいかかることがあります。医療機関で受けるとこのようなことがありません。
ハイフの注意事項
ここではハイフに関しての注意事項をご紹介します。ハイフの施術を受けようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
ハイフは医療行為
ハイフは医療行為です。エステサロンなどでハイフの施術を受けた方からトラブルの報告を受けたことにより、医師以外で施術する場合の注意喚起がされています。
ハイフの施術は医師もしくは医師の指示を受けた看護以外が行うことは医師法に抵触する恐れがあるので禁じられています。
ハイフを受ける際は、受ける場所がちゃんとしているのか確認しておきましょう。
ハイフを受けれる人は限られている
ハイフの施術は下記に当てはまる方は受けれない場合があります。下記に当てはまる方は注意しましょう。
- 施術後2週間以内に他の施術を受けた方/受ける予定がある方
- 妊娠中もしくは授乳中の方
- インプラントなど金属類が顔に入っている方
- ペースメーカーが入っている方
- ケロイド体質(傷がミミズ腫れのようになる方)
- ヘルペス・皮膚炎の方
ハイフは効果ない?効果を感じられるには時間がかかる
ハイフの施術を受けた方の中には効果を感じられなかったという方もいます。大きな変化を期待していた方や副作用が出ている方は、効果がすぐに感じられないだけかもしれません。
ハイフは施術後1~3か月後に効果が感じられます。ハイフの効果をすぐに感じられなかった方は、しばらく変化がないか経過をチェックしておきましょう。
しばらく様子を見てから、クリニックを変えるか施術を受けるか検討してみてください。
ハイフの美容効果をご紹介
ハイフの施術にはリスクを伴いますが、美容効果を得ることができます。個人差はありますが、リフトアップ効果やたるみ改善など半年程度で感じられます。
肌のシワ改善・ハリは施術後1~3か月後に感じられることが多いです。ハイフでの美容効果は下記のような効果に期待できるので、参考にしてみてください。
- 顔のリフトアップ
- 顔・首のたるみ改善
- しわやほうれい線の改善
- 肌のハリ・弾力アップ
- 肌質改善
まとめ
今回はハイフを受ける際のリスクやクリニックの選び方をご紹介しました。リスクがあるハイフですが、どうリスクがあるのか何に注意しておけばいいのか知っておけば、リスクを最小限に抑えられます。